2026年4月16日に公開されたCapture One 16.7.7は、Capture OneとAffinityの間で 完全な往復ワークフローを実現するAffinity .afファイル対応、Capture One Studioにおける複雑な 納品ワークフローを整理する書き出し設定フォルダ機能、Zeiss Otus ML 1.4/35レンズへの対応、 および各種バグ修正を含むサービス・リリースです。
Capture One 16.7.7は、従来の16.7系バージョンで作成されたセッションおよびカタログとの後方互換性を 備えています。Capture One 16.6以前で作成されたファイルをCapture One 16.7.7で開くには、 アップグレードが必要です。いったんアップグレードすると、バックアップから復元しない限り、 旧バージョンでは開くことができません。 セッションのアップグレード、 カタログのアップグレード、 バックアップからの復元についての詳細は各リンクをご参照ください。
目次
新機能
Affinity .af ファイル対応
Capture OneからAffinityへ画像を送信し、再びCapture Oneへ戻せるようになりました。 Capture One 16.7.7では、.afファイルの読み込みと書き出しに対応し、 両アプリケーション間の往復ワークフローを可能にしました。
Export(「Edit With / Open With」経由)から .af ファイルを生成できます。.af形式で書き出す際には、 メタデータ、ガイド、オーバーレイ、注釈、ウォーターマーク(Exportでのみ利用可能)、ならびに アルファチャンネルとして保持されたマスクを含めたまま、画像をCapture Oneから送信できます。 8-bitおよび16-bitの.afファイルの読み込みに対応しているため、Affinityで仕上げたファイルを Capture Oneに戻し、他の画像と並べて書き出すことができます。
本機能は現在、Apple Silicon(Mチップ)搭載のMacでのみご利用いただけます。 Affinity 3.2以降が必要です。
詳細は Affinity .af file support をご参照ください。
ユーザー体験とパフォーマンスの改善
書き出し設定フォルダ (Studio)
Capture One Studioにおいて、複数のクライアントや納品形式にまたがる書き出し設定を 管理していると、設定ライブラリは急速に増えていきます。これらの設定を、クライアント別、 プロジェクト種類別、ワークフローに応じた方法でフォルダに整理できるようになりました。
書き出し設定とフォルダはCloud Settingsを通じて同期できるため、 作業に用いるすべての環境で同じ整理構成を維持できます。
詳細は Export recipes をご参照ください。
レンズ対応
Zeiss Otus ML 1.4/35レンズ・プロファイルがCapture Oneで利用可能になりました。 Zeissから直接提供された補正データを元に作成しています。これらは、ライブラリ内の他のプロファイルと 同様に、名称付きのレンズ・プロファイルとして表示されます。
- Zeiss Otus ML 1.4/35(Nikon Z、Canon RF、Sony Eマウント)
詳細は Capture One のレンズ対応 をご参照ください。
バグ修正
全般
- Canon RF 85mm f/1.2 に明るいビネットが表示される問題を修正しました。
macOS
- パラメトリック・マスクのパフォーマンス問題を修正しました。
システム要件
最小システム要件
- macOS 14〜macOS 26(macOS 14.8.5、15.7.5、26.4.1で検証済み)
- Windows 10 64-bit 22H2 with ESU、またはWindows 11 23H2〜Windows 11 26H1(Windows 10 64-bit 22H2 with ESUおよびWindows 11 26H1で検証済み)
- Intel Core i3(第1世代)、AMD Jaguar Family CPU、Qualcomm Snapdragon X Elite、Apple Silicon M1 または A18 Pro
- 8 GBのRAM
- 10 GBの空きディスク容量
- 1280×800、24-bit解像度のキャリブレーション済みモニター
- Capture One Liveおよびその他のクラウドサービスにはインターネット接続が必要です
注:SSE4.2 CPU命令セットが必要です。
4Kモニター
4Kモニターで最適なパフォーマンスを得るには、演算負荷の増加に対応するため、 初期仕様の2倍を推奨します。さらに、高負荷なグラフィックス処理に対応するため、 十分なVRAMを備えた高性能GPUの導入を強くお勧めします。
詳細は Capture One のシステム要件とOS対応 をご参照ください。
Capture One のダウンロード・インストール・アップデート
Capture One のダウンロード・インストール・アップデート をご参照ください。
推奨事項と制限事項
注:本書に記載されている情報は変更される場合があり、意図しない誤りが含まれる可能性があります。 ご不明な点や追加のご確認が必要な場合は、 https://support.captureone.com/ よりサポートへお問い合わせください。
一般的なガイドライン
- 非対応の画像ファイルを含むフォルダを参照すると、アプリケーションの性能に影響が生じる場合があります。
- 旧バージョンのCapture Oneで生成されたプレビューが更新されることがあり、本バージョンで初めて画像を表示する際に、アプリケーションの性能に影響することがあります。
- 非US配列のノートブック・キーボードでは、標準のキーボード・ショートカットの一部を変更する必要が生じることがあります。
- Adobe Photoshop以外の外部アプリケーションで画像を編集すると、予期しない動作が生じる場合があります。
- 仮想化ソフトウェア(Parallels、Hackintosh等)で動作させると、不安定になることがあります。これらのOS構成は推奨されません。
- 一部のカメラは、多重露光やピクセルシフトによるマルチショット機能を提供しています。多くの場合、この機能はCapture Oneでは利用できません。ただし、その「スタック」にある単一のRAWファイルについては、Capture Oneで表示・編集できる場合があります(単写モード撮影の画像と同じく)。
- 特殊モードまたは補助モード(ピクセルシフト等)は、明記されている場合にのみ対応します。対応状況の詳細が必要な場合は、Capture One Supportへお問い合わせください(captureone.com/support)。
ファイル対応
- HEIC/HEIF対応:Capture Oneは、オペレーティング・システムが対応している範囲において、HEIC/HEIF 8-bitファイルに対応します。Windowsコンピューターをご使用の場合、Capture Oneでの対応を有効にするために、Microsoftの拡張機能「HEVC Video Extensions」および「HEIF Image Extensions」をダウンロードする必要が生じることがあります。
- Capture One DNGカラー:Capture Oneがネイティブ対応しているカメラ機種のDNGファイルには、その機種本来のCapture Oneカラーが既定で適用されます。Capture Oneがネイティブ対応していないカメラ機種のDNGファイルには、汎用のDNG Standardカラーが適用されます。DNGファイルに埋め込まれた他のアプリケーション由来の調整や設定には対応していません。
- その他のファイル対応:RGBカラースペース以外のTIF/JPG/PSD/PNGファイルは、Capture One内で調整することができず、読み取り専用として扱われます。レイヤーを含むTiffおよびPSDファイルは、表示目的のみ対応します。画像を再処理すると、新たに統合された画像が生成されます。
- ファイルサイズの制限:表示に対応する最小ファイルは短辺16ピクセル以上、編集に対応する最小ファイルは短辺512ピクセル以上です。対応する最大ファイルは715メガピクセル、または長辺65,000ピクセルです。
既知の問題
- 既知の不具合については、コミュニティフォーラムの Known Bugs トピックをご参照ください。なお、このリストは新バージョンのリリース当日には最新の状態でない場合があります。