2026年8月19日リリースのCapture One 16.8.5では、撮影と編集の流れをより自然にする改善が施されました。テザー撮影やアジャストメントのコピー&適用時に、クロップの向きをカメラの向きと連動させるます。またマウス中央ボタンによるパン操作、Photoroom連携時に元のカラープロファイルを保持する機能、そしてダウンロードしたマルチユーザー・セッションの保存場所を記憶する機能が追加されました。加えてOM-System OM-3 Astroのファイルサポートおよび各種バグ修正も行われています。
Capture One mobile 4.0も同時リリース、デスクトップとの機能差をさらに縮めます。Enhanced Denoise(拡張されたデノイズ)、Color Balance(色調整)、Heal and Clone(ヒール&クローン)、Keywords(キーワード)の各機能が追加され、さらにクロップの向きがカメラの向きに追従する改善もご利用いただけます。これはAll in OneおよびStudioに含まれています。詳細はこちら:Capture One mobile
16.8.0以前のバージョンで作成されたセッションやカタログは、16.8.5で開く際にアップグレードする必要があります。詳細はこちら:Upgrading a Session(セッションのアップグレード)、Upgrading a Catalog(カタログのアップグレード)、およびRestoring from backup(バックアップからの復元)
Table of contents (目次)
- クロップの向きがカメラの向きに追従
- マウスの中央ボタンによるパン操作
- ダウンロードしたマルチユーザー・セッションの保存場所を記憶
- Photoroomでの背景編集中、カラープロファイルを保持
- 対応カメラ
- バグ修正
- システム要件
- Capture Oneのダウンロード、インストール、およびアップデート
- 推奨事項と制限事項
クロップの向きがカメラの向きに追従
クロップの向きが、テザー撮影時および調整をコピー&適用する際、クロップの向きがカメラの縦横方向に合わせて自動的に調整されます。回転・反転ツールによる変更も引き継がれます。
テザー撮影時にNext Capture Adjustment(次のキャプチャー調整)として設定されたクロップは、カメラの向きに追従します。Rotation and Flip Tool (回転&反転ツール)で行われた回転も反映され、前のカットが回転していた場合、画像とクロップは共に回転し、次のカットもそれに一致します。
一部のカメラモデルでは、RAW以外のファイル(JPEGおよびHEIC)のメタデータに向きの情報が記録されません。この情報がない場合、クロップがフレームの少なくとも2辺に接していない限り、同じ位置に確実に配置することができません。
この機能はCapture One mobileでもご利用いただけます。
詳細はこちら:The Crop Tool(クロップツール)
マウスの中央ボタンによるパン操作
現在選択しているカーソルツールを切り替えることなく、中央マウスボタンを押したまま画像を移動できます。洗濯中の全てのバリアントを同時にパンできます。この間、カーソルはつかんだ状態のパン(手のひら)アイコンに変わりますが、ツールバー上では元のツールが選択されたままとなり、ボタンを離すと元のツールに戻ります。他のキーを押す必要はなく、ボタンを押しながらマウスを動かすだけです。
Shiftキーを押しながらパンすると選択中のすべてのバリアントがパンされ、ダブルクリックで、100%表示と画面に合わせる表示を切り替えます。Pan Cursor Tool(パンカーソルツール)と同様の挙動です。マウスの中央ボタンにすでに既存のコマンドがある場合は、そちらが優先されます。
詳細はこちら:Viewing a magnified image(拡大画像の表示)
ダウンロードしたマルチユーザー・セッションの保存場所を記憶
共同作業者としてダウンロードしたマルチユーザー・セッションを開く際、Capture Oneは保存場所を記憶するようになったため、次回、場所指定することなく同じ位置から開くことができます。
詳細はこちら:Multi-User Sessions (Beta)(マルチユーザー・セッション ベータ版)
Photoroomでの背景編集中にカラープロファイルを保持
Photoroomで背景を編集する際に、これまでのように自動的にsRGBへ変換されるのではなく、画像本来のカラープロファイルをそのまま維持できるようになりました。
画像を右クリックし、Edit Background with AI > Photoroomを選択したうえで、Color space output settings(カラースペース書き出し設定)で出力先のカラースペースを選択してください。
詳細はこちら:Edit Background with Photoroom API (All in One and Studio in Sessions)(Photoroom APIで背景を編集 - All in OneおよびStudioのセッション)
対応カメラ
- OM-System OM-3 Astro:ファイル対応を追加
詳細はこちら:Camera Models and RAW Files Supported by Capture One(Capture One対応カメラモデルおよびRAWファイル一覧)
主なバグ修正
全般
- 画像の向きによって、Convert Negative(ネガ変換)またはAuto Levels(自動レベル)の結果が異なっていた問題を修正しました。
- 画像の回転・反転設定が、ホワイトバランス・ピッカーに影響する問題を修正しました。
- Hasselblad XCD 2.5/55Vをf/2.5で使用した際の周辺光量落ちの問題を修正しました。
macOS
- 一部の画像でスマート調整により、強いマゼンタまたはグリーンの色かぶりが生じる問題を修正しました。
- ディスクから画像を削除する際、確認前に別画像が選択表示される問題を修正しました。
- Tangent Mapperソフトウェアを使用したTangentデバイスで、以下の操作に対応するボタンが機能しない問題を修正しました:コンタクトシートの作成、選択項目の折りたたみ、選択項目の展開、すべて折りたたみ、すべて展開、ライセンス情報を開く、Before / Afterの切り替え、キーボードショートカット一覧を開く、コレクションをカタログとしてエクスポート。
- Capture フォルダとお気に入りの両方に登録されているセッションフォルダの名前を変更すると、ドキュメントが破損することがある問題を修正しました。
システム要件
最小システム要件
- macOS 14~macOS 26(macOS 14.8.9、15.7.9、26.6.1で動作確認済み)
- ESU付きWindows 10 64ビット 22H2、またはWindows 11 23H2~Windows 11 26H1(ESU付きWindows 10 64ビット 22H2およびWindows 11 26H1で動作確認済み)
- Intel Core i3(第1世代)、AMD Jaguarファミリー CPU、Apple Silicon M1またはA18 Pro、Qualcomm Snapdragon X Elite
- 8 GBのRAM
- 10 GBの空きディスク容量
- 1280×800、24ビット解像度に対応したキャリブレーション済みモニター
- Capture One Liveやその他のクラウドサービスの利用にはインターネット接続が必要です
注: SSE4.2 CPU命令セットが必要です。
4Kモニター
4Kモニターで最適なパフォーマンスを得るには、計算負荷の増大に対応するため、上記の最小要件を2倍にすることをお勧めします。また、こうした構成ではグラフィック処理の負荷が大きいため、大容量VRAMを搭載した高性能GPUへの投資も強くお勧めします。
詳細はこちら:Capture One System Requirements and OS Support(Capture Oneのシステム要件およびOSサポート)
Capture Oneのダウンロード、インストール、およびアップデート
詳細はこちら:Download, Install, and Update Capture One(Capture Oneのダウンロード、インストール、およびアップデート)
推奨事項と制限事項
注: 本書に記載の情報は予告なく変更される場合があり、意図しない誤りを含む可能性があります。ご質問やさらに詳しい情報が必要な場合は、https://support.captureone.com/までお問い合わせください。
一般的なガイドライン
- サポートされていない画像ファイルを含むフォルダーを閲覧すると、アプリケーションのパフォーマンスに影響する場合があります。
- 旧バージョンのCapture Oneで作成されたプレビューは更新されることがあり、このバージョンで初めて画像を表示する際にアプリケーションのパフォーマンスに影響する場合があります。
- US配列以外のノートパソコン用キーボードをお使いの場合、一部の標準キーボード・ショートカットを変更する必要が生じることがあります。
- Adobe Photoshop以外の外部アプリケーションで画像を編集すると、予期しない動作が発生する場合があります。
- 仮想化ソフトウェア(Parallels、Hackintoshなど)上での動作は不安定になる場合があります。これらのOS構成はお勧めしません。
- 一部のカメラには、複数露光やピクセルシフトによるマルチショット機能が搭載されています。多くの場合、この機能はCapture Oneでは利用できません。ただし、その「スタック」に含まれる単一のRAWファイルについては、通常のシングルキャプチャー・モードで撮影した場合と同様に、Capture One上で表示・編集できることがあります。
- ピクセルシフトなどの特殊モードや補助的なモードは、明記されている場合にのみサポートされます。記載内容が不十分な場合や、Capture Oneにおけるサポート状況について具体的な情報が必要な場合は、captureone.com/supportまでCapture Oneサポートにお問い合わせください。
ファイルサポート
- HEIC/HEIF対応:Capture Oneは、オペレーティングシステムがサポートする範囲内でHEIC/HEIF 8ビットファイルに対応しています。Windowsパソコンをお使いの場合、Capture Oneでの対応を有効にするために、Microsoftから「HEVC Video Extensions」と「HEIF Image Extensions」の2つの拡張機能をダウンロードする必要がある場合があります。
- Capture One DNGカラー:Capture Oneがネイティブ対応しているカメラモデルのDNGファイルには、既定でCapture One独自のカラーが適用されます。Capture Oneがネイティブ対応していないカメラモデルのDNGファイルには、汎用のDNG Standardカラーが適用されます。他のアプリケーションによってDNGファイルに埋め込まれた調整や設定はサポートされません。
- その他のファイルサポート:レイヤー付きのTIFFおよびPSDファイルは、表示のみサポートされます。画像を再処理すると、新たに統合(フラット化)された画像が生成されます。
- ファイルサイズの制限:表示可能な最小ファイルサイズは最小辺が16ピクセルです。編集可能な最小ファイルサイズは最小辺が512ピクセルです。対応する最大ファイルサイズは715メガピクセルまたは最長辺65,000ピクセルです。
既知の問題
- 既知の不具合の一覧は、コミュニティフォーラムの専用トピック「Known Bugs」(既知の不具合)でご確認いただけます。なお、このリストはCapture Oneの新バージョンリリース当日時点では最新の情報になっていない場合があります。
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